[今夜の視点]シカゴ大豆=作柄改善やチャートの悪化で上値が重いか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。11月限のこれまでの安値は1193.25セント
と、一代安値を小幅に更新している。引け後に発表された作柄は、「良」以上の割合が
68%(前週67%、前年51%)、「劣」以下の割合が8%(前週8%、前年
15%)とやや改善していたことで上値は重い。またチャートが底割れとなっているた
め、さらに売られるのか買い戻しが入るのかが焦点となるが、最新の天気予報が焦点と
なりそうだ。

 前日のシカゴは急反落。週間輸出検証高が27万トン台と引き続き低調だったうえ、
米国産地で雨勝ちの天気となっていることに圧迫された。コーン、小麦など穀物も2ケ
タの急落となりシカゴ穀物全体に売り圧力が強まった。

 11月限は1094.25セントまで急落して一代安値を更新した。引けも
1099.50セントと11ドルにわずかに届かなかった。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【工業】 7/10 05:30 週間石油統計(API)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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