【本日の見通し】明日の米消費者物価指数意識、流れはドル高円安 昨日の海外市場でドル円は161円52銭まで上値を伸ばした。注目されたパウエル米FRB議長による上院銀行・住宅・都市問題委員会での金融報告書に関する議会証言では、市場の期待したハト派姿勢への変化がほぼ見られず、データを確認するという姿勢を強調。早すぎる緩和などへの警戒も見せる従来姿勢を維持したことで、ドル買いが一気に強まった。 本日は下院金融サービス委員会での議会証言が行われる。報告書自体は同一のものであるが、質疑応答に注目が集まる。 市場がそれ以上に注目しているのが、明日の米消費者物価指数(CPI)。データ次第という姿勢が示される中、雇用はやや鈍化傾向を見せ、物価も鈍化再開が5月の数字で示唆された。今回も鈍化傾向をしっかり示すようだと、市場の期待する9月の利下げ開始に向けた動きが強まる可能性がある一方、予想ほどの鈍化を見せなかった場合、ドル買いが加速する可能性がある。 ドル円は明日の米CPI待ちながらややドル買いが優勢な展開か。161円台前半の高い水準を中心とした推移が見込まれる。 ユーロドルは1.08台前半での落ち着いた動きが続きながら明日のCPI待ちとなりそう。 クロス円は基本しっかり。ただ、ユーロ円は174円台半ばから175円にかけては売り注文が入っており、一気の上昇は難しい。 MINKABU PRESS 山岡和雅
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