●週間見通し原油、80〜85ドルのレンジを推移=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は80ドル台前半で売買が交錯した。イスラエルとハマスの停戦期待から調整売
りが膨らんだが、実際には大きな進展は見られず、80ドルの節目割れは回避されてい
る。どのような交渉が行われているのか分からず、リスク評価ができない状況になって
いる。一方、需給ひっ迫評価から押し目買いを入れる動きも見られたが、一気に上値を
買い進むまでの勢いはみられず、方向性を欠く展開になった。石油輸出国機構(OPE
C)と国際エネルギー機関(IEA)の需要見通しが大きく異なる問題は解消されてい
ない。米原油在庫の減少、ドル安はポジティブ。
 今週も80〜85ドルのレンジを推移しよう。需給の引き締まりに対する信頼感は強
く、下値不安は限定される。米原油在庫の減少傾向が続くと、買い安心感が更に強まる
見通し。一方で、中東情勢に関しては評価が難しく、イスラエルとハマスの停戦合意の
可能性が浮上している以上、一気に85ドルを上抜くような展開にはなりづらい。押し
目での物色妙味は維持されるが、ボックス相場に留まろう。
 予想レンは80〜85ドル。
(マーケットエッジ・小菅 努)



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