[今日の視点]貴金属=金はまちまち、NY高と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金がまちまちで寄り付く見通し。金はニューヨーク高と円高を受け、まち
まちの値動きとなろう。銀とプラチナ系貴金属(PGM)はニューヨーク安と円高を受
けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は15.04ドル高
の2421.15ドル、銀が30セント安の3063セント、プラチナが0.50ドル
安の996.50ドル、パラジウムは31.50ドル安の949.81ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=158.10/12円で、前営業日の
大引け時点から0.94円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万2345円前後、銀は160.0円前後、プラチナ
は5110円前後、パラジウムは5100円前後。
【NY金は米FRBの利下げ期待が支援】
 金はきのうの海外市場では、ニューヨーク連銀製造業景況指数の低下などを受けて買
い優勢となった。
 金はニューヨーク連銀製造業景況指数の低下などが支援要因になった。7月の同指数
はマイナス6.6と8カ月連続で縮小圏となった。市場予想はマイナス8.0、前月は
マイナス6.0。一方、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、第2四半期の毎
月のインフレ指標は、物価上昇ペースが米FRBの目標に持続可能な形で戻りつつある
という「確信をいくらか強める」ものだったと述べ、利下げ開始がそう遠くない可能性
を示唆した。
 トランプ前大統領は、ペンシルベニア州での選挙集会で演説を行っていたところ銃撃
を受け、右耳にケガを負った。容疑者と集会に参加した1人が死亡した。同氏の血を流
しながら立ち上がって拳を突き上げた映像が出回っており、支持が高まるとみられてい
る。
 イスラム組織ハマスの政治部門幹部は、イスラエルとの停戦交渉から離脱していない
と述べた。ただ、イスラエルが合意に向けた中東の仲介国や米国による取り組みを頓挫
させようとしていると非難した。イスラエル軍のガザ攻撃が続いており、中東情勢の行
方も引き続き確認したい。
 銀はきのうの海外市場では、ニューヨーク連銀製造業景況指数の低下が下支えになっ
たが、ドル安一服を受けて戻りを売られた。
【プラチナは中国経済に対する懸念が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ニューヨーク連銀製造業景況指数の低下が下支え
になったが、ドル安一服を受けて戻りを売られた。
 プラチナは中国経済に対する懸念が圧迫要因である。第2四半期の中国の国内総生産
(GDP)は前年同期比4.7%増と市場予想の5.1%増を下回った。。6月の小売
売上高は前年比2%増と2022年以来の低水準となった。中国共産党は18日まで第
20期中央委員会第3回総会(3中総会)を開催する。今後数年間の主要な経済・政治
方針が決められる。
<今日の予定>
・ユーロ圏貿易収支 2024年5月(EUROSTAT)
・独景況感指数 2024年7月(ZEW)
・米小売売上高 2024年6月(商務省)
・米輸出入物価指数 2024年6月(労働省)
・米企業在庫 2024年5月(商務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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