金・銀午前=金は過去最高値を更新、アジア時間帯も騰勢強い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金は大幅続伸。先限は上場来高値を更新した。BRICS諸国のドル離れの動き
や、イスラエルとレバノンのイスラム組織ヒズボラの全面戦争リスクが相場を引き続き
押し上げている。ヒズボラはイスラエルとイスラム組織ハマスのガザ停戦協議が合意に
至るなら、全面攻撃を見送る見通しだが、イスラエルとハマスの対話について目立った
報道はなく、不透明感が強い。米利下げ開始観測も支援要因。ただ、9月に米連邦準備
制度理事会(FRB)が利下げを開始するかどうかは今月末の米連邦公開市場委員会
(FOMC)における米金融当局者の判断を待たなければならない。円相場は1ドル=
158円半ばで推移し、東京時間帯は円売りがやや優勢。
 薄商いの銀は小幅高。
 午前11時28分現在の前営業日比は、金標準が231〜246円高、金ミニが
85.5〜235.5円高、ゴールドスポットが394円高、銀が0.1円高。
 午前11時28分現在の出来高は、金が5万7461枚、金ミニが1万0465枚、
ゴールドスポットが1万1405枚、銀が1枚。
【米輸入物価指数の伸びは加速】
 6月の米輸入物価指数は前年比+1.6%まで加速し、2022年12月以来の高水
準となった。米生産者物価指数(PPI)とともにインフレ圧力の拡大を示している。
生産者が消費者に物価高を転嫁できていないことから、コスト上昇分は企業業績の悪化
や雇用削減として表面化するのではないか。増加する米新規失業保険申請件数からする
と、雇用環境はすでに悪化しつつあるかもしれない。6月の米小売売上高は底堅かった
が、堅調な消費は続かないだろう。
 金先限は1万2679円まで過去最高値を更新した。上昇する過程で断続的に大口の
買いが持ち込まれている。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は堅調。昨日に続き、過去最高値を更新している。一時
2482.13ドルまで上げた。

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