日中取引開始後、原油の2024年12月限は動意薄。夜間取引の終値付近で目立っ た値動きは見られない。 米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを開始するとの観測が高まるなかで、日銀 が金融緩和の巻き戻しをさらに積極的に推し進めるとの観測が強まっている。円安に悩 まされている日本政府にとって円売りの流れを断ち切る機会が訪れており、月末の日銀 会合に対する注目度が高まっている。円安を後退させるには日本政府の介入よりも、金 融緩和策の巻き戻しのほうが手っ取り早く、日銀や政府がどこまで踏み込めるかが焦点 となりそうだ。 ただ、円安による物価高が後退しても、金融引き締めによる金利負担の拡大が日本経 済の重しとなる可能性もある。高債務国で経済的な地盤が沈下している日本のファンダ メンタルズ弱体化から円安が再開するリスクはありそうだ。日銀の金融引き締めは景気 悪化のアノマリーとして世界的に認識されている。 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.23ドル高の81.67ドルで推 移。本日これまでのレンジは81.59〜81.73ドルで推移。 原油12月限の予想レンジは7万7000円から7万8000円、ガソリン先限は 8万1500円から8万2500円、灯油先限は8万2000円から8万3000円。 MINKABU PRESS
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