金・銀午前=金が急反落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が急反落。金はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。その後は軟調
となったが、円高が一服すると、下げ一服となった。銀はニューヨーク安と円高を受け
て先限が売り優勢となった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が206〜129円安、金ミニが
197.5〜95.0円安、ゴールドスポットが45円高、銀が3.3円安〜変わら
ず。
 午前11時3分現在の出来高は、金が4万8417枚、金ミニが9461枚、ゴール
ドスポットが9394枚、銀が15枚。
【NY金は利食い売りで上げ一服】
 ニューヨーク金は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待を受けて中心限月ベース
で史上最高値2488.4ドルを付けた。その後は、利食い売りなどが出て上げ一服と
なった。ただ米金融当局者の利下げを示唆する発言が下支え要因である。リッチモンド
地区連銀のバーキン総裁は、ディスインフレが経済全体に広がりつつあるようで「非常
に勇気づけられる」とし、「この傾向が続くことを期待したい」と述べた。ニューヨー
ク連銀のウィリアムズ総裁は、数カ月内に利下げが妥当となる可能性があると言及し
た。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、先週発表された6月の米消費者物
価指数(CPI)が前月比で約4年ぶりに下落したことを受け、2カ月連続で「非常に
良いニュース」が得られたと評価した。一方、米地区連銀経済報告(ベージュブック)
で、経済活動は大多数の地域で小幅から控えめなペースで拡大を維持したとの認識を示
した。今後6カ月の見通しについては、大統領選や地政学的要因、インフレを巡る不確
実性により活動が鈍化すると予想した。
 レバノンに拠点を置くイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師は17
日、イスラエルがレバノンの民間人に対する攻撃を続ければ、ヒズボラはイスラエルに
新たな攻撃を仕掛けると警告した。
 金先限は1万2335円まで下落した。ニューヨーク安や円高が圧迫要因になった。
円相場は介入観測を受けて1ドル=155円台半ばまで円高に振れた。銀先限は
155.1円まで下落した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ期待を受けて史上最高値を更新したが、利食い売りなどが出て上げ一服と
なった。アジア市場は、朝方の2460.85ドルから、押し目を買われた。
 午前11時現在、2462.37ドルで推移。銀は3036セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が2465.06ドル、銀が3083セント。

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