[今夜の視点]シカゴコーン=さらに戻すか否か、大豆安には要注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は午後から軟化。12月限は410セント台を割り込み、直
近は408セント台で推移。今夜はさらに戻すかどうかが注目されるが、前日はドル安
に支援された印象が強く、それが一服すれば戻り売り優勢に変化する可能性もある。米
国産地の最新の天気予報に引き続き注目だが、アジアの時間帯から再び大豆が下落して
いることに注意したい。また今夜は週間輸出成約高も発表される。

 前日のシカゴは続伸。ドル安に振れるなか、小麦が戻したことが好感されて引き続き
買い戻しが優勢となったが、大豆の新穀限月がマイナス引けしたことで上げ幅は抑制さ
れた。米エネルギー情報局(EIA)の週報のエタノール統計で生産量が増加して在庫
が減少したことは支援材料。

 12月限は413.25セントまで上昇。引けも411.75セントと、410セン
ト台を維持した。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 21:15 理事会結果公表(ECB)
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 雇用統計 2024年6月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 21:30 製造業景況指数 2024年7月(フィラデルフィア連銀)
【経済】 23:00 景気先行指数 2024年6月(カンファレンスボード)
【経済】 7/19 05:00 対米証券投資 2024年5月(財務省)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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