前週は上値の重い展開になった。産地気象環境が安定しており、豊作による需給緩和 見通しの上値圧迫が続いている。産地では降雨が観測されており、ホット・アンド・ド ライ(高温乾燥)傾向が回避されていることが嫌気されている。作柄環境も引き続き良 好な状態にある。価格低下を受けての需要拡大、農家の在庫売却抑制といった動きは、 相場反転を促すには十分な規模には達していない。 今週も上値の重い展開が続く見通し。受粉期は中盤に差し掛かるが、天候リスク不在 の状況が続く見通し。土壌水分は潤沢であり、仮に乾燥傾向が強くなっても豊作見通し が修正される可能性は低い。特に降雨が続くと上値の重い展開が維持されやすい。過熱 感も強くなっているが、大きく反発するには輸出が急増するといった、価格低下が短期 需給環境に大きな変化を迫る動きが求められる見通し。 予想レンジは、トウモロコシが390〜415セント、大豆が1000〜1050セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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