前週は80ドル台前半で上値の重い展開になった。7月15日に中国経済指標が発表 されたが、4〜6月期国内総生産(GDP)などで中国経済の減速が確認されると、上 値の重い展開になった。中国の石油需要環境が想定以上に悪化するリスクが警戒され た。ただし、米原油在庫は3週連続の減少となったことで、押し目では買いを入れる動 きが下げ幅を限定した。米利下げ観測が強くなっていることもポジティブ。 今週は横ばいから小幅安になる見通し。中国経済の減速懸念が新たな相場テーマとし て浮上し、地合は悪化している。これまでは7〜9月期の需給ひっ迫見通しを背景に底 固く推移していたが、それが中国経済の減速懸念によって相殺されている。依然として 需給引き締まり傾向が強いために80ドルは買われやすい一方、85ドルを上抜く可能 性は後退している。米原油在庫の減少報告が続くと買われやすい。逆にイスラエルとハ マスの停戦合意が実現すると売られやすい。 予想レンジは76.00〜82.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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