金・銀午前=金が小反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が小反発。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高再開
やドル建て現物相場の戻りを売られたことに上値を抑えられた。銀は夜間取引で先限が
下落した。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が2円安〜15円高、金ミニが2.0〜
61.0円高、ゴールドスポットが212円高、銀が1.5円安。
 午前11時2分現在の出来高は、金が1万7157枚、金ミニが4484枚、ゴール
ドスポットが3394枚、銀が1枚。
【NY金は米国債の利回り低下などが支援】
 金は米国債の利回り低下などが支援要因になった。6月の米中古住宅販売戸数は年率
換算で前月比5.4%減の389万戸だった。昨年12月以来の低水準で、市場予想の
400万戸を下回った。
 パレスチナのイスラム組織ハマスや自治政府主流派ファタハなど複数の組織が、分断
を終結させ統一政府を発足させることで合意した。中国外務省が発表した。イスラエル
のネタニヤフ首相は、ガザで拘束されている人質の家族に対し、解放に向けた合意に近
づいている可能性があるとの認識を示した。ネタニヤフ首相は今夜、米議会で演説を行
い、25日にバイデン大統領と会談する予定。またトランプ前大統領は、ネタニヤフ首
相と26日に会談すると明らかにした。
 世論調査から、11月の米大統領選に向けて民主党の大統領候補となる見込みのハリ
ス副大統領の支持率が、共和党の大統領候補に指名されたトランプ前大統領を2%ポイ
ントリードしていることが分かった。一方、JPモルガン・プライベートバンクのリチ
ャード・マディガン最高投資責任者(CIO)は、米大統領選挙に向けて民主・共和両
党が掲げる政策はともに国債発行や財政赤字増につながる可能性があり、インフレを上
昇させ、債券市場に悪影響を与える可能性があると述べた。
 金先限は夜間取引で1万2143円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=155円台前半の円高に振れた。銀先限は148.0円まで下落
した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、予想以下の米中古住宅
販売戸数を受けて米国債の利回りが低下したことが支援要因になった。アジア市場は、
朝方の2408.98ドルから、2411ドル台で戻りを売られた。
 午前11時現在、2408.12ドルで推移。銀は2913セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が23940.49ドル、銀が2880セント。

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