●短期見通し穀物、需給緩和で戻り売り優勢=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、受粉期に突入しているが、豊作見通しが強く、戻り売り優勢の展開
が続きやすい。産地では雨がちな天候が続いているため深刻なホット・アンド・ドライ
が回避されており、豊作による需給緩和見通しは強い。400セントの節目割れを巡る
攻防が続く見通し。ただし、ファンド売りには過熱感が強く、足元では持高調整の動き
画見られる。価格低下による農家の売り渋り、需要拡大と言った動きが強まると下げ止
まるが、その兆候は乏しい。まだ底入れを確認できていない可能性がある。
 大豆は、受粉期に突入しているが、豊作環境が維持されている。産地降雨の影響で、
ホット・アンド・ドライは回避されている。23日は逆に豪雨をリスクとみる動きもあ
ったが、続かないだろう。短期間で急落したため、農家の売り渋りが報告され始めてい
る。また、大口輸出成約報告の動きもみられる。特に中国が大規模買い付けを行うと下
げ止まる可能性もあるが、現状ではその可能性が高いとは言い難い。50セント刻みで下
値を切り下げる展開が続く見通し。ファンドの売りポジションの過熱感には要注意。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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