石油市況=原油は総じて大幅続落、円安にも海外原油の底割れで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/02   81,000     ±0  2025/02   81,500     ±0  2024/12   72,510 -1,080
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15:15 現在
NY原油    夜間取引 期近  9月限 75.47 ドル -0.34
ブレント原油   夜間取引 期近 10月限 78.65 ドル -0.40
ドル・円相場 15:15 現在   154.70 円  前営業日比  1.36 円の円安
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【市況】
 東京石油市場は原油が総じて大幅続落。為替は1ドル=154円台後半まで円安に振
れているものの、前日の海外原油先物が続落してさらに底割れしたことに圧迫された。
またこの日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引も軟調に推移している。またこの日
のドバイ原油の現物も急落している。
 原油は7月当限を除き、期近の主要限月は4ケタ安となるものか多かった。ガソリ
ン、灯油は約定せずに値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油が出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
100円安、原油が2110〜140円安。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2717枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油12月限は7万2000円台まで下落】
 東京原油は総じて大幅続落。国内夜間取引の前半には上値重く推移していたが、中盤
にいったん戻してこの日の高値を付けた後、すぐに崩れる展開となった。後半は安値圏
のもみ合いとなり、日中取引の正午すぎにこの日の安値を付けた後、午後に下げ幅をや
や縮小した。
 原油の6番限である12月限は、国内夜間取引の中盤に7万3880円の高値から7
万2000円台前半まで急落して、その後はこう着した値動きとなったが、正午過ぎに
7万2180円の安値を付けた後、7万2000円台半ばまで戻した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は軟調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は軟調。9月限は午後3時15分現在、前日
比0.34ドル安の75.47ドル辺りで推移。

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