ゴム午前=堅調、上海高や日経平均株価の下げ一服を映す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、堅調。序盤は、上海夜間高と日経平均株価の2000円を超える
暴落という強弱材料が重なる中、売りがやや優勢となった。だが、中盤に入ると、日経
平均株価の下げが一服したことや上海高などから、買いが優勢となっている。TSR2
0は出来ず。

 午前11時35分現在のRSS3号は前営業日比0.1〜3.2円高。活発限月の1
月限は同1.8円高の313.1円、期先25年7月限は出来ず、推定出来高は336
枚(前日夜間取引含む)。

【1月限は310円目前まで下落】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、序盤は売りが先行した。活発限月1月限は、一
時310.1円まで下落し、節目の310円目前までせまった。同水準では買い拾わ
れ、313円台まで戻している。
 ただ、7月以降、1月限は振幅を繰り返しながら、上値・下値を切り下げている。産
地サイドも再び軟調な展開となっており、節目の310円を割り込む可能性が十分にあ
る。同水準を下抜くと、4月25日に付けた一代の安値300.0円が視野に入る。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は12月限のみ約定し、0.5セント高。TSR2
0は買いが優勢となり、0.2〜1.5セント高で推移している。

 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2024年9月限は、前営業日
比80元高の1万4355元で推移している。

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