【場況】 金が急反発。円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場が上昇 したが、円安一服に上値を抑えられた。銀は夜間取引で期先2本が下落した。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が111〜176円高、金ミニが 124.0〜206.5円高、ゴールドスポットが294円高、銀が5.9〜2.0円 安。 午前11時2分現在の出来高は、金が7万9817枚、金ミニが2万8875枚、ゴ ールドスポットが2万2958枚、銀が30枚。 【NY金はリスク回避が圧迫】 金はリスク回避の動きが圧迫要因になった。予想以下の米雇用統計を受けて週明けも リスク回避の動きが続いた。債券市場では米連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げに 動くとの見方も出ている。ただ米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、米雇用統計は 予想より低調だったものの景気後退(リセッション)には陥っていないとの見解を示し た。また7月の米ISM非製造業総合指数は51.4と前月の48.8から上昇した。 6月は2020年5月以来の低水準を付けていた。市場予想は51.0だった。 7月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.2と、 前月の50.9から低下した。製造業の低迷に加えてサービス業も伸び悩んだ。6月の ユーロ圏生産者物価指数(PPI)は、前月比0.5%低下、前年比1.8%上昇とな った。エネルギーの値下がりを背景に、低下幅が市場予想を上回り、欧州中央銀行(E CB)による年内の追加利下げの余地を残した。 米ホワイトハウスの高官は4日、中東への艦艇や戦闘機の追加派遣について、中東地 域の緊張緩和を目的とした防衛措置との認識を示した。イスラム組織ハマスのハニヤ最 高指導者の暗殺を受け、イランとハマスはイスラエルへの報復を宣言しており、パレス チナ自治区ガザでの戦闘が地域紛争に拡大する懸念が強まっている。イラン政府は、イ スラエルに対する抑止力を再構築するとの方針を示した。イランは「国際法の枠内でイ スラエルを罰する権利を持っているが、中東の緊張をエスカレートさせることは望んで いない」とカナニ報道官は語った。 金先限は1万1359円まで上昇した。円安が支援要因になった。円相場は1ドル= 146円台前半で円安が一服した。銀先限は123.3円まで下落した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、リスク回避の動きを受けて 売り優勢となったが、米ISM非製造業総合指数の上昇を受けて下げ一服となった。ア ジア市場は、朝方の2408.51ドルから、リスク回避の動きが一服したことを受け て2417ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。 午前11時現在、2412.95ドルで推移。銀は2733セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が2431.94ドル、銀が2821セント。 MINKABU PRESS
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