NY原油市況=小反発、世界的なリスク回避が落ち着く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/09     73.86       74.56       72.20       73.20        + 0.26
  2024/10     73.14       73.77       71.46       72.34        + 0.14
  2024/11     72.52       73.16       70.94       71.70        + 0.04
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,166,762             1,816,921    ( - 23,641)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/09     229.58    - 0.28
                            2024/10     231.24    - 0.37
         改質ガソリン       2024/09     232.62    - 0.74
                            2024/10     214.09    - 0.24
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は小反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
0.14〜0.26ドル高。その他の限月は0.24ドル安〜0.04ドル高。
 円高や日経平均株価の急落をきっかけとした世界的なリスク回避の動きが落ち着き、
原油相場は買い戻しが優勢となった。主要な米株価指数は反発し、急伸していた恐怖指
数は反落している。
 イランや、親イランの武装組織によるイスラエルに対する報復攻撃が近いとみられて
いることも支援要因。イスラム組織ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ師は、イスラ
エル北部の企業や工場、倉庫を一時間以内に破壊可能と警告している。
 年内の米大幅利下げ観測が強まりつつあることは買い手がかり。米失業率が上昇し、
雇用環境の悪化が鮮明となるなか、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気悪化に対し
て遅れを取っているとの見方が広がっている。9月の米連邦公開市場委員会(FOM
C)では0.50%の利下げがありうるとみられている。
 時間外取引で9月限は74.56ドルまで上昇したものの、買い戻しに持続力は乏し
く、通常取引開始を控えてマイナス転換した。一時72.20ドルまで下落。ただ、通
常取引が始まると持ち直し、プラス圏で引けた。
 改質ガソリンの期近2限月は反落。ヒーティングオイルの期近は続落。需要期の終わ
りが見えているなかで、ガソリンの戻りは鈍い。
今日の材料
・米原油在庫の市場予想は前週比80万バレル増
・プーチン大統領、イランに民間人の被害を避けるよう要請=ロイター
・イラン、ロシアに第5世代の戦闘機を供給するよう要求=同上
・24年の米石油需要見通しを日量2045万バレルに引き上げ、従来は同2036万
バレル=EIA
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比18万バレル増
・ガソリン在庫は同331万バレル増
・留出油在庫は同122万バレル増
・クッシング原油在庫は同107万バレル増
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