NY原油市況=続伸、金融市場の動揺落ち着き買い戻しが続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/09     72.84       75.84       72.58       75.23        + 2.03
  2024/10     72.00       74.73       71.75       74.17        + 1.83
  2024/11     71.41       73.91       71.16       73.38        + 1.68
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              824,694             1,821,134    ( + 4,213)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/09     235.56    + 5.98
                            2024/10     237.17    + 5.93
         改質ガソリン       2024/09     235.73    + 3.11
                            2024/10     217.20    + 3.11
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
1.83〜2.03ドル高。その他の限月は1.08〜1.68ドル高。
 世界的なリスク回避の動きが一巡し、主要な株価指数の値動きが落ち着いたことが原
油相場の買い戻しを後押しした。米株式市場の上値は重かったが、恐怖指数は続落して
いる。先週のタカ派的な日銀金融政策決定会合とは打って変わって、内田日銀副総裁が
利上げの一時停止を示唆しており、円高や日経平均株価の急落を引き金とした世界的な
金融市場の崩落リスクが後退したとみられている。
 米エネルギー情報局(EIA)の週報で、原油在庫が6週連続で減少したことも支援
要因。ただ、製油所稼働率は90.5%で推移し、今夏のピークである95.4%から
離れた水準で推移。夏場のドライブシーズンの終わりが見えており、原油在庫の取り崩
し圧力は弱まっている。ガソリン需要の4週間移動平均は高水準を維持しつつも、日量
911万4000バレルまで減少した。
 シリア政府が支援する武装組織が、米軍が支援する反政府勢力「シリア民主軍(SD
F)」が不法占拠するアル・オマール製油所を奪還したと報道があったほか、米軍がイ
エメン南西部を空爆したと伝わるなど、イスラエルを支援する米国と各地の武装組織の
対立が激しくなっていることは懸念要因。イエメンのアンサール・アッラー(フーシ
派)はレバノン沖に向かう米駆逐艦2隻に攻撃を仕掛けた。
 時間外取引で9月限は72.58ドルまで軟化したが、売りは続かず、プラス圏に浮
上した。その後は買い戻しが継続し、通常取引が始まると75.84ドルまで上昇。
 改質ガソリンの期近2限月は反発。ヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連
動した。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油 −372.8万(4億2932万)
ガソリン +134万(2億2510万)
留出油  +94.9万(1億2780万)
(クッシング地区)
原油 +57.9万(3043万)
*()は在庫総量
今日の材料
・イラン、軍事演習のため航空会社にイラン領空の飛行を避けるよう警告
・米原油在庫の市場予想は前週比80万バレル増
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比18万バレル増
・ガソリン在庫は同331万バレル増
・留出油在庫は同122万バレル増
・クッシング原油在庫は同107万バレル増
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