海外市況サマリー(8日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,463.3  + 30.9  シカゴ大豆  2024/11 1,008.25   -10.50
NY銀     2024/ 9 2,760.6  + 66.2  シカゴコーン 2024/12   397.00   - 3.75
NYプラ    2024/10   939.9  + 10.2  NY原油   2024/ 9    76.19   + 0.96
NYパラ    2024/ 9  908.40  +22.10  ドル・円               147.20   + 0.40
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は147.20円台で推移
 NY為替市場、ドル円はNY時間に入って買い戻しが強まり、再び147円台に上昇
した。この日発表の米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことで、ドルは買われ
た。先週末の米雇用統計の非農業部門雇用者数(NFP)が予想を大きく下回ったこと
で、市場ではFRBのより積極的な利下げを織り込む動きが出ている。
 このところ米新規失業保険申請件数は増加傾向にあるが、それは季節性やハリケーン
などで若干の歪みがあるとの指摘も出ていた。先週の弱い米雇用統計を受けて、市場は
米雇用指標への警戒を強めている中、きょうの結果は安心感をもたらしたようだ。
 市場がひとまず落ち着きを取り戻す中で、円キャリー取引の巻き戻しも一旦収まって
いる。ドル円も買い戻しが膨らんでいるが、150円を試す動きまでは見られていな
い。景気の先行きやFRBの利下げ、中東やウクライナの地政学リスク、そして秋の米
大統領選を控える中で、ドル円のセンチメントは、これまでのように上値を積極的に試
す雰囲気までは回復していないようだ。
◎NY貴金属=軒並み上昇、米新規失業保険申請件数の減少で
 ニューヨーク金は大幅続伸、銀は反発。
 金12月限は大幅続伸。時間外取引では、ドル安などを受けて買い優勢となった。欧
州時間に入ると、市場の落ち着きなどを受けて買い戻された。日中取引では、米新規失
業保険申請件数の減少で労働市場に対する懸念が後退したことを受け、買い優勢となっ
た。
 銀9月限は米新規失業保険申請件数の減少や金堅調、株高を受けて買い優勢となっ
た。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。
 プラチナ10月限は続伸。時間外取引では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となっ
た。欧州時間に入ると、ドル安一服に上値を抑えられた。日中取引では、米新規失業保
険申請件数の減少や金堅調、株高を受けて買い優勢となった。
 パラジウム9月限は米新規失業保険申請件数の減少や他の貴金属の堅調、株高を受け
て買い優勢となった。
◎LME=アルミ・ニッケルは続落、銅は米国の景気不安が和らぎ小反発
 アルミ3カ月物は小幅続落。2272ドルで売り優勢で取引を開始。2285ドルで
戻りを抑えられ、プラスサイドに浮上できず、軟調な展開を強いられた。2256ドル
で買い拾われ、前日安値2247.50ドルを試すことなく、下値を切り上げた。米株
式市場が堅調に推移したこと、銅が小幅高で推移が下支え要因となり、小幅安で引け
た。
 銅3カ月物は小反発。8737.50ドルで安寄りとなった。8716ドルまで下げ
幅を拡大したが、今月5日の安値8714ドルが支持線となり、底堅く推移。欧州株が
前半、軟調に推移したが、米国の週間新規失業保険申請件数が前週より減り、米国の景
気不安が和らいだことで米国株が前半から大幅高となったことに支援され、8823.
50ドルまで反発となった。中国の景気先行き不安、ドル堅調などが上値圧迫要因とな
り、8800ドル台は維持できなかったが、小高く引けた。
◎NY原油=続伸、米新規失業保険申請件数の減少を好感
 ニューヨーク原油の期近は続伸。
 米新規失業保険申請件数が23万3000件まで減少し、急速に雇用環境が悪化して
いるとの警戒感が後退したことが原油相場を押し上げた。先週の米雇用統計で高まった
米景気見通しの不透明感がやや緩和した格好。ただ、米新規失業保険申請件数の4週間
移動平均は24万0750件まで増加し、年初来の最高水準を更新した。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。
◎シカゴ大豆・コーン=続落、大豆は軒並み一代安値更新
 大豆は続落。
 週間輸出成約高は131万トン台と、前週に続き100万トンを超えて高水準だった
ものの、穀物年度末の8月に入り、今年度の累計輸出成約高が前年比で約14%も少な
いことであまり支援材料とはならず、米国産大豆の順調な生育による豊作見通しにさら
に圧迫された。再び軒並み一代安値を更新したことでチャート面での売り圧力も強かっ
た。旧穀限月の9月限が10ドル台を割り込んだ。

 コーンも続落。
 週間輸出成約高が73万トン台と前週から減少するなか、大豆がさらに崩れたこと
や、シルキング〜デント期を迎えている米国産コーンの良好な生育状況に圧迫された。
一方、小麦が欧州での大幅減産見込みや、米プレーンズ南部の熱波で下値が堅くなった
ことは下支え要因となった。12月限は引けで4ドル台を割り込んだ。
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