NY原油市況=大幅続伸、イランによる報復攻撃を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/09     76.99       80.16       76.70       80.06        + 3.22
  2024/10     75.62       78.54       75.44       78.46        + 2.85
  2024/11     74.84       77.45       74.61       77.37        + 2.60
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              628,538             1,779,063    ( + 1,468)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/09     240.65    + 6.68
                            2024/10     242.85    + 6.76
         改質ガソリン       2024/09     244.29    + 5.26
                            2024/10     225.93    + 5.70
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は大幅続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
2.85〜3.22ドル高。その他の限月は1.65〜2.60ドル高。
 イランやイスラム組織ヒズボラによるイスラエル攻撃が近いとの報道が相次いでいる
ことが相場を押し上げた。この報復攻撃の規模次第では中東情勢が緊迫化し、イランか
らの供給が混乱すると警戒されている。米国は原子力潜水艦ジョージアの中東派遣を発
表しており、イランや武装組織をけん制しているが、イランの報復攻撃が限定的かどう
か不透明。
 今週15日から行われる予定だったガザ停戦協議にイスラム組織ハマスが参加するの
か不透明であることも押し上げ要因。ハマスは新たな交渉にのぞむのではなく、
2024年7月2日に合意した内容の実施計画を提示するようエジプトやカタールなど
停戦協議の仲介国に要求した。イスラム組織ハマスの最高指導者イスマイル・ハニヤ氏
がイスラエルによって暗殺されたと見られているほか、週末に避難場所となっていたガ
ザ地区の学校がイスラエルによって空爆され虐殺が続くなかで、ハマスは停戦協議の前
進に消極的となっている。
 石油輸出国機構(OPEC)は月報で、今年や来年の需要見通しを下方修正したが、
反応は限定的。2024年の需要見通しは前年比で日量225万バレル増から同
211万バレル増に引き下げられた。
 時間外取引から9月限は上昇。通常取引開始後は80.16ドルまで一段高となっ
た。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は上昇。原油相場に連動した。
今日の材料
・イラク外相が来月訪米、イラクからの米軍撤退を発表へ=タスニム通信
・米防衛大手のロッキード・マーチンが過去最高値を更新
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