[今日の視点]石油=大幅高へ、イランの報復攻撃を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は大幅高へ。2024年12月限で2000〜3000円高程度を想定す
る。海外原油が続伸したことが手がかり。イランがまもなくイスラエルに報復攻撃する
との報道が相場を押し上げた。イスラム組織ハマスが今週のガザ停戦協議に参加するの
か不透明であることも支援要因。ハマスは過去の合意の履行計画を提示するよう要求し
ている。円相場は1ドル=147円前半で、先週末よりも円安・ドル高推移。
 イランのイスラエルに対する攻撃がまもなくであるとみられているなか、米国が中東
への原子力潜水艦の配備を発表したことから、緊迫感が高まっている。イランの報復攻
撃は限定的な内容にとどまるとの観測がある一方、原潜配備で余計な緊張感が煽られる
格好となっている。本来であれば、潜水艦はどこにいるのかわからないことが戦略的に
重要であるが、あえて発表してイランの攻撃を最小限にとどめようとしていることは、
イランの攻撃が大規模となるリスクがあることを示唆している。
 核保有国であるイスラエルに、米軍が最大限のにらみをきかせるなかでイランが強烈
に反撃するなら、中東情勢の緊迫化は必至だろう。シリアのイラン大使館をイスラエル
が空爆した後のイランの報復攻撃を受けても、イスラエルはイランを煽っており、イラ
ンの報復は不透明である。二度あることは三度あると想定するならば、イランの報復は
大規模とならざるを得ないのではないか。
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.39ドル安の79.67ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは79.51〜79.76ドル。
<今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】09:30 消費者信頼感指数 2024年8月(WESTPAC)
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 企業物価指数 2024年7月(日本銀行)
【工業】09:30 貴金属倉荷証券流通高 2024年7月(大阪取引所)
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 国際収支 2024年6月(トルコ中央銀行)
◆ ドイツ ◆
【経済】18:00 景況感指数 2024年8月(ZEW)
◆ イギリス ◆
【経済】15:00 雇用統計 2024年7月(国立統計局)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】18:30 雇用統計 2024年4-6月期(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 生産者物価指数 2024年7月(労働省)
【工業】8/14 05:30 週間石油統計(API)
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