【場況】 金が続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相 場の押し目を買われたことや円安が下支えになった。銀の商いは成立しなかった。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が35円安〜40円高、金ミニが 87.5円安〜58.5円高、ゴールドスポットが170円高、銀が出来ず。 午前11時2分現在の出来高は、金が1万9779枚、金ミニが5146枚、ゴール ドスポットが2324枚、銀が0枚。 【NY金は米大幅利下げ観測の後退が圧迫】 金は米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測の後退が圧迫要因となった。7月 の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇し、6月の0.1%低下から反転 した。前年比では2.9%上昇し、伸びは前月の3.0%から鈍化。前年比上昇率は 2021年3月以来、初めて3%を下回った。CMEのフェドウォッチで、米FRBが 9月に50ベーシスポイント(bp)利下げする確率は37.0%(前日53.0%) に低下した。米シカゴ連銀のグールスビー総裁は、物価上昇圧力の後退や軟調な雇用関 連データを踏まえ、インフレよりも労働市場への懸念を強めていると述べた。 パレスチナ地区ガザを巡る停戦協議が15日にカタールの首都ドーハで実施され、イ スラエル、カタール、米国、エジプトの当局者が参加する。米国は15日の間接協議は 可能、かつ停戦合意もまだ可能だとしながらも、より大規模な戦争を回避するには早急 に進展が必要との見解を表明した。 金先限は夜間取引で1万1544円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になっ た。円相場は1ドル=147円台半ばの円安に振れた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FR B)の大幅利下げ観測の後退を受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の 2447.92ドルから、押し目を買われ、2453ドル台まで上昇したのち、ドル高 を受けて上げ一服となった。 午前11時現在、2450.23ドルで推移。銀は2755セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が2461.39ドル、銀が2776セント。 MINKABU PRESS
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