中東地政学リスクで一時80ドル台に乗せたあと、利食い売りが膨らんでいる。イラ ンとイスラエルの軍事衝突が始まると、一段高の可能性がある。しかし、4月の経験か らも全面的な武力衝突に発展しないのであれば、一時的な上昇リスクに留まる。一方、 中国経済の減速懸念は強く、今週は石油輸出国機構(OPEC)と国際エネルギー機関 (IEA)月報で、世界石油需要見通しが引き下げられている。15日発表の中国指標 が低調だと、地合の悪さを再確認する見通し。80ドル近辺で売り上がりも想定して売 り込むのか、イランの報復攻撃を待って戻りを売り込むかの対応になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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