[今日の視点]貴金属=急伸、ガザ停戦協議の行方を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、急伸して寄り付く見通し。金と銀は円安を受けて買い優勢となろう。プラ
チナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高と円安を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は2.39ドル安の
2455.28ドル、銀が41セント高の2833セント、プラチナが15.98ドル
高の950.00ドル、パラジウムは6.38ドル高の943.31ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=149.22/24円で、前営業日の
大引け時点から2.04円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1820円前後、銀は135.0円前後、プラチナ
は4575円前後、パラジウムは4400円前後。
【NY金は堅調な米経済指標が圧迫も押し目買い】
 金はきのうの海外市場では、堅調な米経済指標が圧迫要因になったが、押し目は買わ
れた。
 金は堅調な米経済指標が圧迫要因になったが、押し目は買われた。7月の米小売売上
高は前月比1.0%増加した。市場予想の0.3%増を上回った。米新規失業保険申請
件数は、前週比7000件減の22万7000件と市場予想の23万5000件を予想
外に下回り、2週連続の減少となった。堅調な米経済指標も米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ見通しに変わりはなく、押し目を買われた。
 パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡る協議が、カタールの首都ドーハで始まった。
15日中に合意に達する可能性は低く、16日も継続される可能性が高いとの見方を示
した。イスラエルとハマスは互いに相手を非難しているが、どちらも合意の可能性を否
定していない。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、交渉担当
者らは溝を埋め枠組みで合意することに集中しており、双方が「大枠で受け入れた」と
述べた。
 銀はきのうの海外市場では、ドル高一服や金堅調を受けて押し目を買われた。
【NYプラチナはドル高一服や金堅調が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高一服や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナはドル高一服や金堅調が支援要因になった。米小売売上高や米新規失業保険
申請件数が堅調な内容となったが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わ
りはなく、買い優勢となった。景気減速懸念が後退し、株高に振れたことも支援要因に
なった。
<今日の予定>
・英小売売上高 2024年7月(国立統計局)
・ユーロ圏貿易収支 2024年6月(EUROSTAT)
・米住宅着工・許可件数 2024年7月(商務省)
・米消費者信頼感指数 2024年8月速報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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