プラチナ午前=プラチナが反落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の底堅い値動きと円高を受け、もみ合
いとなった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが33〜15円安、プラチナミニが
37.0〜17.0円安、プラチナスポットが69円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが4712枚、プラチナミニが512枚、
プラチナスポットが1691枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは上値重い】
 プラチナは高値での買いが見送られ、上げ一服となった。予想以下の米住宅着工件数
も上値を伸ばせなかった。中国経済の先行き懸念が残り、高値での買いが見送られた。
ただ米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりがないことが下支え要因であ
る。
 プラチナ先限は夜間取引で4487円まで上昇した。ニューヨーク安と円高が圧迫要
因になった。円相場は1ドル=147円台前半まで円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の953.81ドルから、ドル安を受け
て堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは955.60ドル、パラジウムが943.62ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが955.29ドル、パラジウムが943.35
ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。