●論点解説原油、主導権は地政学リスクよりも需要不安=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
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 中東情勢の不安定化で一時80ドル台に乗せていたが、足元では75ドル台まで軟化
している。中東情勢に関しては先行き見通しが立たない状況だが、いずれにしても需要
環境が悪化していくとの警戒感が強い。夏の需要期の高値が80ドル台前半であれば、
今後の需要減退と石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産縮小が始まると、原油相場
を押し上げることは一段と難しくなる。中東情勢で瞬間的に原油相場を押し上げても、
供給障害が発生しない限りは持続可能性が乏しい。バイデン米大統領はイスラエルとハ
マスの停戦協議について楽観的な発言を行っており、仮に停戦合意が見えてくると当面
の買い材料は消滅することになる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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