中東情勢の不安定化で一時80ドル台に乗せていたが、足元では75ドル台まで軟化 している。中東情勢に関しては先行き見通しが立たない状況だが、いずれにしても需要 環境が悪化していくとの警戒感が強い。夏の需要期の高値が80ドル台前半であれば、 今後の需要減退と石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産縮小が始まると、原油相場 を押し上げることは一段と難しくなる。中東情勢で瞬間的に原油相場を押し上げても、 供給障害が発生しない限りは持続可能性が乏しい。バイデン米大統領はイスラエルとハ マスの停戦協議について楽観的な発言を行っており、仮に停戦合意が見えてくると当面 の買い材料は消滅することになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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