シカゴコーン市況=揃って小幅反落、クロップツアーを受けた豊作観測で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/09    377.75      378.50      374.75      375.00      - 3.00
   2024/12    400.00      401.00      397.75      398.00      - 2.25
   2025/03    419.00      419.75      417.00      417.75      - 1.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       319,901        432,913       1,552,517 (- 18,101)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(8月26日−8月30日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
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 コーンは揃って小幅反落。終値の前営業日比は3.00〜1.00セント安。中心限
月の12月限は1.75セント安の398.50セント。

 プロファーマーによるクロップツアーの結果ではサウスダコタ州、オハイオ州共にイ
ールドは前年を下回ったものの過去3年間を大きく上回ったことで豊作見通しが高まっ
たことが弱材料となった。前日に上昇した後で転売が出やすい状況だったことも売りを
呼ぶ要因になった。
 12月限は400セントで取引を開始した後に401セントまで浮上。400セント
前後でもちあったが、シカゴの時間帯を迎えると次第に値位置を切り下げ終盤には
397.75セントの安値まで軟化。安値からの戻りも浅いまま安値圏で引けを迎え
た。
 プロファーマは今年度のコーンのイールド見通しをサウスダコタ州は前年の157.
42Buを下回る156.51Bu、オハイオ州も前年の183.94Buを下回る
183.29Buとした。プロファーマのクロップツアーは19日から22日にかけて
実施される。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは気温が低下するなか降雨は発生していない。20日の最高気温は
20〜26℃前後にとどまっている。米大豆産地全域の着さや率は8月18日時点で平
年の80%を上回る81%となっているが、ノースダコタ州の着さや率が64%にとど
まっているため中西部北部では低温による生育遅れ懸念が浮上。
 今後もしばらく穏やかな天気が続く見通し。フロリダ半島以外の南東部では降雨の発
生はないだろう。
 6〜10日予報に関しては8月25〜29日にかけて全国的に気温は平年を上回るも
よう。また、雨量は全国的に平年以下〜平年並が見込まれるが、ロッキー山脈北部から
中西部北部にかけての地域での雨量は平年を上回る見通し。

 シカゴ小麦は反発。米一部産地での高温乾燥やドル売り傾向を受けた輸出増加期待を
受けて買い優勢となった。主要限月の12月限は前日比4.25セント高の556.
50セントで取引を終えた。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズではカンザス州からダコタ州にかけて暖かな天気となるなか降雨が発生。
ハイプレーンズでは熱波が広がり最高気温は35度前後に達している。また、テキサス
州では最高気温が38℃に達する高温が続いている。
 南部ではフロリダ州およびメキシコ湾岸地域北部で降雨が発生。一方降雨が発生して
いない地域では高温乾燥による影響の確認が進められている。
今日の材料
・コーンベルトでは気温が低下するなか降雨は発生せず、20日の最高気温は20〜
 26℃前後にとどまる。
・ノースダコタ州の着さや率が64%にとどまっているため中西部北部では低温による
 生育遅れ懸念が浮上。
・プロファーマは24/25年度コーンのイールド見通しをサウスダコタ州は前年の
 157.42Buを下回る156.51Buとする。
・プロファーマ予測の24/25年度コーンのイールドは前年の183.94Buを
 下回る183.29Bu。
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