NY原油市況=続落、米景気悪化懸念の拡大を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/09     74.34       75.03       73.50       74.04        - 0.33
  2024/10     73.74       74.38       72.54       73.17        - 0.49
  2024/11     73.11       73.60       71.95       72.45        - 0.54
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              888,306             1,732,108    ( - 39,138)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/09     226.32    - 0.03
                            2024/10     227.97    - 0.31
         改質ガソリン       2024/09     225.63    - 0.75
                            2024/10     208.35    - 1.08
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
0.49〜0.33ドル安。その他の限月は0.64〜0.54ドル安。
 21日に米労働省の労働統計局(BLS)が発表する基準改定値(速報値)で、3月
までの1年間の雇用者数の伸びが大幅に下方修正されるリスクがあることが相場を圧迫
した。米金融大手各社が指摘している。毎月発表される米雇用統計ほど実際の雇用環境
は堅調ではなく、米景気悪化懸念が強まり、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げ
開始で遅れていることを示す結果となる可能性がある。
 今週のジャクソンホール会合で、パウエルFRB議長が9月の利下げ開始を示唆する
かどうか不透明であることは懸念要因。市場参加者は9月の米利下げ開始や、その後の
継続的な金融緩和を期待しているが、今のところ9月の米利下げ支持を明言する米金融
当局者はいない。
 米国だけでなく、中国の景気悪化が警戒されていることも重し。先週発表された中国
の新築住宅価格が前年比で約9年ぶりの大幅な落ち込みとなったことが尾を引いてい
る。
 時間外取引で10月限は軟調に推移し、一時72.54ドルまで下落したが、その後
はプラス圏に切り返した。通常取引序盤にかけては74.38ドルまで強含み。ただ、
上値は重く、マイナス転換して引けた。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。原油相場に連動した。
今日の材料
・機密文書で米大統領が米軍に中国やロシアとの核戦争に備えるよう指示=NYT
・10月のBRICSサミットを控えて、47カ国が正式に加盟を申請
・停戦を含む提案は受け入れない=ネタニヤフ首相
・米原油在庫の市場予想は前週比300万バレル減
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比34万7000バレル増
・ガソリン在庫は同104万3000バレル減
・留出油在庫は同224万7000バレル減
・クッシング原油在庫は同64万8000バレル減
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