[今日の視点]貴金属=反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反落して寄り付く見通し。金と銀は円高を受けて売り優勢となろう。プラ
チナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安と円高を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は17.28ドル高
の2515.65ドル、銀が12セント高の2946セント、プラチナが4.19ドル
安の951.51ドル、パラジウムは1.77ドル高の926.74ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=145.22/24円で、前営業日の
大引け時点から1.97円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1800円前後、銀は135.0円前後、プラチナ
は4450円前後、パラジウムは4400円前後。
【NY金は史上最高値を更新】
 金はきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しなどを受け
て史上最高値を更新したのち、株安を受けて上げ一服となった。
 金のドル建て現物相場は史上最高値2530.94ドルを付けた。スウェーデン中央
銀行は政策金利を3.75%から3.5%に引き下げた。米連邦準備理事会(FRB)
の利下げ見通しも強く、金の支援要因になった。一方、ゴールドマン・サックスは、米
労働省が21日に発表する雇用統計の基準改定値で、2023年4月から2024年3
月までに創出された雇用がこれまでの公表分より60万〜100万人減少すると予想し
ている。
 ブリンケン米国務長官は、パレスチナ自治区ガザ停戦協議の仲介役を務めてきたエジ
プトのシシ大統領と会談し、交渉を進展させる方策を協議した。イランの精鋭部隊「イ
スラム革命防衛隊(IRGC)」の報道官、アリモハマド・ナイニ氏は、イスラエルに
対するイランの報復措置を実行に移すまでには長い待機期間を要する可能性があるとの
見解を示した。
 銀はきのうの海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
【NYプラチナは株安で上げ一服】
 プラチナはきのうの海外市場では、株安を受けて戻りを売られた。
 プラチナは株安が圧迫要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが
強いが、ジャクソンホール会合待ちとなるなか、株高が一服した。23日のパウエル米
FRB議長の講演が待たれる。また上海プラチナの出来高が減少し、中国勢は高値での
買いを見送った。
<今日の予定>
・貿易収支 2024年7月速報(財務省)
・米FOMC議事録公表 7月30-31日(FRB)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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