[今日の視点]貴金属=金は続落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続落して寄り付く見通し。金はニューヨーク安と円高を受けて売り優
勢となろう。銀は夜間取引で先限が上昇した。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ
がニューヨーク高を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は0.72ドル安の
2513.11ドル、銀が6セント高の2956セント、プラチナが18.23ドル高
の968.83ドル、パラジウムは23.44ドル高の948.42ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=144.91/93円で、前営業日の
大引け時点から1.00円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1770円前後、銀は141.0円前後、プラチナ
は4515円前後、パラジウムは4400円前後。
【NY金はリスク回避も押し目は買われる】
 金はきのうの海外市場では、リスク回避の動きが圧迫要因になったが、ドル安を受け
て押し目を買われた。
 金はリスク回避の動きが圧迫要因になった。米雇用統計の算出基準改定で、3月時点
の非農業部門の就業者数を81万8000人下方改定された。景気減速懸念を受けてリ
スク回避の動きとなった。ただ米連邦準備理事会(FRB)の利下げが見込まれてお
り、ドル安に振れた。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、当局者の「大多
数」が、経済指標がほぼ予想通りとなれば、次回9月の会合で「金融政策を緩和するこ
とが適切となる公算が大きい」という見解を示していたことが分かった。
 銀はきのうの海外市場では、ドル安を受けて押し目を買われた。
【NYプラチナは買い戻し主導で上昇】
 プラチナはきのうの海外市場では、欧州時間から買い戻し主導で上昇した。
 プラチナは欧州時間から買い戻し主導で上昇した。欧州中央銀行(ECB)のパネッ
タ専務理事は、ECBが9月の理事会で利下げを決定することを望むと述べた。一方、
米雇用統計の算出基準改定で3月時点の就業者数が下方改定され、リスク回避の動きと
なったが、ドル安に振れたことが下支えになった。
<今日の予定>
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2024年8月速報(Markit)
・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2024年8月速報(Markit)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米中古住宅販売統計 2024年7月(全米不動産協会)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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