プラチナ午前=プラチナが反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、円高一服を受けて堅調となった。パラジウムの商いは成立しな
かった。
 午前11時8分現在の前営業日比は、プラチナが26円安〜66円高、プラチナミニ
が30.0円安〜89.5円高、プラチナスポットが144円高、パラジウムが出来
ず。
 午前11時8分現在の出来高は、プラチナが6365枚、プラチナミニが589枚、
プラチナスポットが959枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは買い戻し主導で上昇】
 プラチナは欧州時間から買い戻し主導で上昇した。欧州中央銀行(ECB)のパネッ
タ専務理事は、ECBが9月の理事会で利下げを決定することを望むと述べた。一方、
米雇用統計の算出基準改定で3月時点の就業者数が下方改定され、リスク回避の動きと
なったが、ドル安に振れたことが下支えになった。
 プラチナ先限は夜間取引で4562円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。円相場は1ドル=145円前後で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の968.24ドルから、ドル安一服に
上値を抑えられた。
 午前11時現在、プラチナは966.03ドル、パラジウムが952.64ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが950.60ドル、パラジウムが924.98
ドル。
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