−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/09 943.50 961.25 939.25 959.75 + 7.75 2024/11 965.00 982.25 960.50 980.75 + 7.75 2025/01 983.25 999.75 978.75 998.25 + 7.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 179,895 167,020 822,188 (- 3,944) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(8月22日までの週) 大 豆:41万1165トン(前週改定値:40万5628トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(8月25日までの週) 大豆:着サヤ:89%(前週81%、前年90%、平年88%) 落 葉: 6%(前週 — 、前年 4%、平年 4%) 「良」以上:67%(前週68%、前年58%) 「劣」以下: 9%(前週 8%、前年14%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(9月1日−9月5日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は揃って続伸。終値の前営業日比は2.25〜7.75セント高。中心限月の 11月限は7.75セント高の980.75セント。 前週、米農務省(USDA)が連日、大口成約を発表したことで輸出用需要増加期待 が根強く買い優勢で運ばれた。また、米産地に熱波が戻ってきたことも天候懸念を高 め、買いを促す要因となった。 11月限は965セントで取引を開始。欧州の時間帯を終えるまで971セントを上 値抵抗線とするもちあいとなったが、シカゴの時間帯を迎えると急速に地合いを引き締 めて引けにかけて上値を探る足取りを展開。引け間際に982.25セントの高値を付 けた後、980セント台を維持して終えた。 米農務省(USDA)発表の8月22日までの大豆週間輸出検証高は41万1165 トンで前週の40万5628トンを上回った。累計輸出量は4420万3159トンで 前年同時期の5187万2880トンをおよそ15%下回った。 USDAによると8月25日時点の大豆着サヤ率は89%で前年の90%を下回った が、平年の88%は上回った。落葉率は6%で前年および平年の4%を共に下回った。 一方、作柄のうち良以上は67%で前週より1%低下、劣以下は9%で前週より1% 上昇した。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは気温は平年を上回る水準まで上昇し、ミズーリ州南部からミシシッ ピーバレー中部にかけての一部地域では最高気温が38℃に達している。生育期終盤を 迎えての気温の上昇はコーンと大豆の成熟を促している。一方、中西部北部では雷雨が 発生。 高気圧が広がり中西部では気温が上昇。26日に続いて27日にはコーンベルト南部 で38℃まで気温が上昇。ただ、この気温の上昇も寒冷前線の通過によって終了する見 込み。寒冷前線の影響よる降雨が見込まれているが、この熱波は急な冷え込みによって 終了するだろう。なお今後5日間の雨量は中西部北部から大西洋沿岸中部から北部にか けての地域で25〜75ミリに達するだろう。 6〜10日間予報については8月31日〜9月4日にかけての気温はプレーンズ中部 から中西部北部にかけての地域では平年以下から平年並みになるだろう。一方の雨量は ほとんどの地域で平年並〜平年を上回る見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) 熱波が広がっている地域が広がり南東部の半分で気温が上昇。カンザス州からネブラ スカ州南東部にかけての地域では最高気温が38℃に達している。カンザス州、オクラ ホマ州、テキサス州など干ばつが残る地域ではこの気温上昇が夏穀物などにストレスを 与えている。一方、プレーンズ北西部では降雨で農作業のペースが鈍化。 米南部では気温が上昇するなか概ね穏やかな天気が広がった。降雨はメキシコ湾岸の 極南部に限られている。コーンを含めた夏穀物の成熟や収穫に適した天気が広がってい る。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の堅調に追随高となった。原油高も大豆油に とっての買い支援要因になった。大豆粕12月限は前日比3.7ドル高の308.20 ドルで終了。 今日の材料 ・コーンベルトでは気温は平年を上回る水準まで上昇し、ミズーリ州南部から ミシシッピーバレー中部にかけての一部地域では最高気温が38℃に達する。 ・生育期終盤を迎えての気温の上昇はコーンと大豆の成熟を促す。 ・6日に続いて27日にはコーンベルト南部で38℃まで気温が上昇か。 ・8月22日までの大豆週間輸出検証高は41万1165トンで前週の40万5628 トンを上回る。 ・8月18日時点の着サヤ率は81%で前年の84%を下回ったが、平年の80%は 上回る。 ・作柄のうち良以上は68%、劣以下は8%で共に前週と同率。 MINKABU PRESS
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