[今日の視点]とうもろこし=シカゴの反発を受けて買い優勢となるか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、夜間取引では商いが成立しなかったが、日中取引では商いが成立す
るようであれば27日のシカゴコーンが反発に転じたことを受け買い優勢になる限月が
多いと予想。シカゴ12月限と1ドル=143.95円からの換算値は190円高。先
限は、100円程度の上昇を予想。
 とうもろこし夜間取引は出来ず。手出し難の状態にあり日中取引もまばらな商いのな
か、玉整理程度の動きにとどまる可能性が高い。最も取組高の多い期近11月限から他
限月への取組のシフトを期待したい。

 27日のシカゴコーンは反発。前日に全限月が一代安値を更新したことで売り警戒感
が強まるなか、米農務省(USDA)が大口成約を発表したことやドルが頭重い足取り
となったことで輸出増加期待が高まったことで買い優勢となった。豊作が確実視されて
いることで上値は抑制される可能性が高いが、これまでの下落で値ごろ感が強まってい
ることに加えてドル売りの動きが見られていることが米国の輸出用需要を刺激すること
が期待されるだけに底意の強い足取りが想定される。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万3800〜3万4000円。本日の日
中取引の予想レンジは3万3500〜3万4000円。
<今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】10:30 消費者物価指数 2024年7月(連邦統計局)
◆ 日本 ◆
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
【発会】--:-- 金標準取引 2025年8月限(大阪取引所)
【発会】--:-- 金ミニ取引 2025年8月限(大阪取引所)
【発会】--:-- 銀 2025年8月限(大阪取引所)
【発会】--:-- 白金標準取引 2025年8月限(大阪取引所)
【発会】--:-- 白金ミニ取引 2025年8月限(大阪取引所)
【発会】--:-- パラジウム 2025年8月限(大阪取引所)
【発会】--:-- 小豆 2025年2月限(大阪取引所)
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 貿易収支 2024年7月(トルコ統計機構)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者信頼感指数 2024年8月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
【納会】--:-- 金 2024年8月限(COMEX)
【納会】--:-- 銀 2024年8月限(COMEX)
【納会】--:-- 銅 2024年8月限(COMEX)
【納会】--:-- プラチナ 2024年8月限(NYMEX)
【納会】--:-- パラジウム 2024年8月限(NYMEX)
【納会】--:-- 天然ガス 2024年9月限(NYMEX)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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