−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/09 1008.00 1008.00 1002.25 989.25 -19.00 2024/11 1022.00 1031.25 1003.50 1005.00 -18.50 2025/01 1039.50 1049.00 1021.25 1022.50 -19.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 未入電 210,661 826,167 ( - 73) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(8月29日までの週) 大 豆:143万0700トン(事前予想レンジ:100万〜220万トン) 大豆粕: 47万5600トン(事前予想レンジ: 15万〜 65万トン) 大豆油: 5200トン(事前予想レンジ: 0〜 2万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(9月12日−9月16日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並み〜上回る コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並み。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は急反落。終値の前営業日比は19.00〜15.50セント安。中心限月の 11月限は18.50セント安の1005.00セント。 8月の米雇用統計を受けて米株が急落して原油も底割れするなど他市場が崩れる展開 となったこともあり、シカゴ穀物も全面安の様相となり、とくにこのところ最も地合い が強かった反動で大豆の下げ幅が大きくなった。 週間輸出成約高は143万トン台と高水準だったものの、コーンとともに今年度積み にキャンセルが出たことで支援材料とはならなかった。またこのところ続いていたデイ リー報告での大口輸出成約もこの日はなかった。 11月限は1022.00セントで取引を開始。アジアの時間帯〜欧州の時間帯にか けての時間外取引では1020セントの節目を挟んだ高下が続いていたが、欧州の時間 帯後半から米国の時間帯序盤に急伸して、この日の高値となる1031.25セントを 付けた。ただその後すぐに大きく崩れて、後半まで一過した下落相場となり、安値は 1003.53セントと、再び10ドルの節目が視野に入ってきた。 米農務省(USDA)が発表した8月29日までの大豆週間純輸出成約高は143万 0700トンと、前週の247万2200トンから減少した。今年度の累計純輸出成約 高は4543万8000トンで、前年度同期の5343万0300トンを約15%下回 っている。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、五大湖南部地域〜ミシシッピ川中流域にかけて伸びた寒冷前線に よる降雨は局地的なものにとどまった。ただこの前線により気温が対照的となり、オハ イオ川流域では高めの気温、五大湖地域では季節外れの低温となっている。 6日の最高気温はミネソタ州、ウィスコンシン州、ミシガン州、などの大半の地域で 21℃を下回るだろう。コーンベルト北部の生育ペースは停滞している。 コーンベルトの低温は週末まで残るが、来週は一転して上昇しそうだ。ただミネソタ 州北部、ウィスコンシン州北部を含む五大湖地域北部では今週末降霜が発生する可能性 がある。その他の地域では来週にかけて平年並み〜上回る気温となろう。とくに米国の 西側半分の地域では高めの気温が予想される。 米太平洋側〜ミシシッピ川上中流域にかけての広い範囲が少雨となるが、その南側の 米ガルフ沿岸から大西洋沿岸南部の地域では雨勝ちの天気となる見込み。とくにテキサ ス州沿岸では局地的にまとまった雨量となる可能性がある。 6〜10日間予報については、9月11〜15日にかけて、米国大半で気温は平年並 み〜上回り、雨量は平年並み〜下回りそうだ。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) 米プレーンズでは降雨がなく、夏作物の成熟にはほぼ理想的な天気となっている。し かし作付けの始まった冬小麦にとっては広範に土壌水分不足が懸念されている。また米 国西部からの高温が流れ込む影響でハイプレーンズ北部でも気温が上昇し、モンタナ州 の一部では6日の最高気温が32℃近くに達しそうだ。 米国南部では、ミシシッピ川下流のデルタ地域〜大西洋岸南部にかけて不安定な天気 となり、降雨が発生しそうだ。これによりコーンやコメの収穫が停滞しよう。ルイジア ナ州南部では洪水が発生する恐れもある。 しかしテキサス州沿岸、テネシー川流域き〜大西洋岸中部にかけては降雨はなく、夏 作物などの成熟、初期の収穫が進展しそうだ。 大豆製品は、大豆油が反落、大豆粕が続落。ともに大豆が大きく崩れたことに圧迫さ れた。大豆粕12月限は前日比2.10ドル安の324.40ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは寒冷前線による降雨は局地的。北部では低めの気温。今週末降霜が 発生する可能性。ただ来週は気温上昇見込み。 ・週間輸出成約高は143万トン台と高水準も今年度積みにキャンセルが出た。 MINKABU PRESS
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