今週は2500ドル台前半で揉み合う展開になった。米利下げ観測が下値を支える一 方、利下げ織り込みの過熱感が上値を抑え、明確な方向性を打ち出せていない。ディス インフレと雇用鈍化で米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待は強いが、一方 で、直ちに0.50%の大幅利下げを迫られるような環境にはなく、過熱感も目立つ。 結果的に上下双方に明確な方向性を打ち出せなかった。 今週は緩やかな上昇を打診しよう。11日に8月消費者物価指数が発表されるが、デ ィスインフレ傾向を再確認する形で底固さを維持しよう。一方で、引き続き0.50%の大 幅利下げはメインシナリオにはならない。急騰対応までは求められない。翌週に米連邦 公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、慎重にコアレンジ切り上げを打 診する展開に留まる見通し。欧州中央銀行(ECB)理事会では追加利下げが見込まれ ているが、ユーロ/ドルの動向には注意が必要。 予想レンジは2500〜2575ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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