[今日の視点]貴金属=反落、NY安や円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安や円高を受けて売り優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安や円高を受けて
軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は22.27ドル安
の2496.78ドル、銀が82セント安の2799セント、プラチナが9.50ドル
安の922.20ドル、パラジウムは27.45ドル安の913.90ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=142.13/15円で、前営業日の
大引け時点から0.36円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1458円前後、銀は129.5円前後、プラチナ
は4225円前後、パラジウムは4400円前後。
【NY金はリスク回避が圧迫】
 金は前週末の海外市場では、予想以下の米雇用統計を受けてリスク回避の動きとなっ
たことが圧迫要因になった。
 金はリスク回避の動きが圧迫要因になった。8月の米雇用統計によると、非農業部門
雇用者数は前月比14万2000人増で市場予想の16万人増を下回った。7月の非農
業部門雇用者数は11万4000人増から8万9000人増に下方改定され、6・7月
分の雇用者数は計8万6000人減少した。失業率は4.2%で前月の4.3%から小
幅低下した。景気減速懸念からリスク回避の動きとなった。イエレン米財務長官は金融
システムには危険を警告する「赤信号は点滅していない」と述べ、雇用の伸びが弱まる
中でも米経済はソフトランディング(軟着陸)を達成したとの見方を改めて示した。今
週は8月の米消費者物価指数(CPI)の発表がある。
 イスラエル占領地ヨルダン川西岸とヨルダンとの境界にある検問所で8日、銃撃があ
り、イスラエル人3人が死亡した。イスラエルとヨルダンの関係が緊迫化しており、今
後の行方を確認したい。
 銀は前週末の海外市場では、リスク回避の動きや金軟調を受けて売り優勢となった。
【プラチナはリスク回避や金軟調が圧迫】
 プラチナは前週末の海外市場では、リスク回避の動きや金軟調を受けて売り優勢とな
った。
 プラチナはリスク回避の動きや金軟調が圧迫要因になった。8月の米雇用統計で非農
業部門雇用者数が予想以下となった。ただ失業率は小幅低下した。景気減速懸念から株
安に振れ、リスク回避の動きとなった。一方、ソフトランディング(軟着陸)の見方か
ら今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では25ベーシスポイント(bp)利下げ
が見込まれている。
<今日の予定>
・国内総生産 2024年4-6月期2次速報 (内閣府)
・国際収支(経常収支) 2024年7月(財務省)
・中国消費者物価指数 2024年8月(国家統計局)
・中国生産者物価指数 2024年8月(国家統計局)
・米卸売在庫 2024年7月確報値(商務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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