[今夜の視点]シカゴ大豆=デイリー報告での大口輸出成約が続くかに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は下落。前日の急伸の修正安。11月限は直近1010セント
台を割り込んでいる。引け後の作柄報告は、「良」以上の割合が65%(前週65%、
前年52%)、「劣」以下の割合が10%(前週9%、前年18%)と、作柄はやや悪
化していたが、すでに成熟〜収穫期に入っていることで、これからはあまり材料視され
なくなる。
 12日の米農務省(USDA)の月例需給報告を控えているが、そのわりにはやや激
しい値動きとなっており、今夜もデイリー報告での大口輸出成約の有無やブラジル産地
の天気予報にも注目したい。
 前日のシカゴは急反発。再びデイリー報告で大口輸出成約が発表されたことや、作付
け初期に入ってきたブラジル産地で、9月中旬で少雨傾向が予報されていることに支援
された。週間輸出検証高は35万トン台と前週から減少して低調だった。

 11月限は10ドル台を割り込まずに1020.25セントまで上昇。引けもあまり
下げずに1018.00セントだった。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 15:00 消費者物価指数 2024年8月確報(連邦統計庁)
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 雇用統計 2024年8月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【工業】 9/11 05:30 週間石油統計(API)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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