NY貴金属引け速報=金は米10年債の利回り低下で続伸、プラチナは小反落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   24/10  2519.5  + 10.2       プラチナ    24/10   944.3   -  2.6
         24/12  2543.1  + 10.4               25/ 1   954.6   -  2.3
    銀   24/12  2861.4  -  3.7       パラジウム   24/12   956.80  + 17.80
        25/ 3  2898.2  -  4.2               25/ 3   962.90  + 18.40
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 ニューヨーク金は続伸、銀は総じて小反落。終値の前日比は金は9.6〜10.7ド
ル高、中心限月の12月限が10.4ドル高、銀が6.3セント安〜0.6セント高、
中心限月の12月限は3.7セント安。
 金12月限は続伸。時間外取引では、アジア時間の終盤になり、小安く推移後、欧州
時間には小幅高に浮上。米経済統計の発表はなかったが、米10年債利回り低下に支援
され、買い優勢となった。中盤に戻り売りで上げ幅を縮小場面もあったが、堅調に推移
した。11日に8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、買い戻しの動きにも
支援されたもよう。
 銀12月限は時間外取引から買い優勢となり、欧州時間も10セント超の上げ幅を維
持。日中取引開始後も金高に支援要因も終盤は売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小反落、パラジウムは続伸。前日比は、プ
ラチナが2.5〜2.2ドル安、中心限月の10月限が2.6ドル安、パラジウムが
17・80〜23.20ドル高、中心限月の12月限は17.80ドル高。
 プラチナ10月限は小反落。時間外取引では、前日の大幅高で引けた地合いを引き継
ぎ、押し目買いが優勢もようとなり、欧州時間は小幅高。日中取引では、今年のプラチ
ナの需給見通しが供給不足となるとの見方が強材料となる一方、ニューヨークダウの反
落が警戒された。ドル建て現物価格が長期波動線の200日移動平均線(946.5ド
ル)を一時、上抜いたことは下値を支えた。
 パラジウム12月限は時間外取引から続伸し、950ドル台に乗せ、950ドル台半
ばで堅調に推移。日中取引になり、一段高となった。終盤に上げ幅を縮小も堅調に引け
た。
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