トウモロコシは、豊作よる需給緩和見通しが強く基調は弱いが、下げ一服感が浮上し ている。下げ過ぎ感に加えて、輸出環境の改善もあり、穀物市場全体でファンドの持高 調整が活発化している。ただし需給緩和評価が修正を迫られている訳ではない。9月の 米農務省(USDA)需給報告でも需給緩和見通しが再確認されている。420〜 425セントが抵抗線になる。大きく上昇するのであれば、南米産の天候リスク織り込 みが求められよう。 大豆は、豊作による需給緩和見通しが強い。今後はハーベスト・プレッシャーの消化 も求められるため、本格上昇は難しい。ただし、8月下旬以降は輸出環境に改善傾向が 目立ち、短期底入れ感が強くなっている。ファンドの持高調整が促されており、輸出が 高止まりしている間は、短期修正高の目線が維持される。上値抵抗は1,050セント まで切り上がる。ただし、自律反発の域を超えて大きく上昇するのであれば、南米の天 候リスクが求められよう。現在の南米は、作付け期になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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