シカゴ穀物相場は、売買テーマを絞り切れず、不規則な乱高下が目立つ。ネガティブ 材料としては、ファンドの売りポジション整理が進んだこと、豊作見通しの維持、収穫 作業の開始がある。ポジティブ材料としては、輸出環境の改善傾向、南米で乾燥懸念が 強くなっていることがある。これらを総合して強気、弱気の評価を下す局面になってい るが、気迷いムードが目立つ。急落一服後の安値修正の動きには一巡感があるが、その 先に何を売買テーマに設定するのかが迷われている。通常だと、収穫が進展していけば ハーベスト・プレッシャーの織り込みが上値を圧迫するが、今季は南米の乾燥状態に対 する警戒感も強いだけに、下落余地は大きくないとの見方が下値を支える環境が続いて いる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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