海外市況サマリー(18日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/12 2,598.6  +  6.2  シカゴ大豆  2024/11 1,014.00   +8.00
NY銀     2024/12 3,068.7  - 29.2  シカゴコーン 2024/12   412.75   +0.25
NYプラ    2024/10   974.8  -  8.0  NY原油   2024/10    70.91   -0.28
NYパラ    2024/12 1,066.50 -35.70  ドル・円               142.30   +0.04
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は一時140円台まで急落も142円台前半に戻す
 NY為替市場、ドル円は大きく下に往って来いの展開が見られた。午後にFOMCの
結果が公表され0.50%ポイントの大幅利下げとなった。発表直後のドル円は142
円ちょうど付近から140円台まで急速に下落。しかし、パウエル議長の会見が始まる
と、下げを急速に取り戻し142円台半ばまで買い戻された。
 ドル円はFOMCの結果とパウエル議長の会見を受けて上下動したものの、基本的に
方向感は見い出せていない。FRBは、市場の見解が分かれていた政策金利で大幅利下
げを実施したが、エコノミストの間では利下げサイクル開始時の大幅利下げは過去にあ
まり例がなく、足元の経済指標からは必要ないとの意見も多かった。しかし、FRBは
短期金融市場の期待通りに大幅利下げを行った。パウエル議長も会見で言及していた
が、利上げ開始では批判も多かったが、今回の利下げサイクルでビハインド・ザ・カー
ブに陥りたくはないとのFRBの意志の表れのようだ。
 声明ではインフレの落ち着きに確信が強まったとし、雇用に軸足を移す姿勢が示され
ていた。また、今回はFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)も公表された
が、中央値からは年内あと計0.50%ポイント、来年は計1.00%ポイントの利下
げを見込んでいる。

 パウエル議長の会見では、インフレに勝利宣言をする状況ではなく、利下げを急がな
い姿勢を強調したことから、米国債利回りの上昇と伴にドル円も急速に買い戻されたよ
うだ。
◎NY貴金属=金は反発、米FOMC後に乱高下
 ニューヨーク金は反発、銀は続落。
 金12月限は反発。時間外取引では押し目を買われたが、ドル高をきっかけに戻りを
売られた。欧州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となった。日中取引では、ドル高
に上値を抑えられた。その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げが決
定されたことを受けて買い優勢となったが、株高一服を受けて戻りを売られた。
 銀12月限は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて買い戻されたが、ドル高を
受けて戻りを売られた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは反落。
 プラチナ10月限は続落。時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢となったが、買
い戻されて下げ一服となった。欧州時間に入ると、戻りを売られた。日中取引では、ド
ル高を受けて軟調となった。その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下
げが決定されたことを受けて買い優勢となったが、株高一服に上値を抑えられた。
 パラジウム12月限はドル高を受けて売り優勢となった。
◎LME=反発、米利下げ着手期待を受け買い優勢
 アルミ3カ月物は小幅反発。2509ドルで小安く取引を開始。アジアの時間帯はア
ジア株安を受けて低迷し、2485ドルの安値まで値を落とす動きが見られたが、米利
下げ着手期待を受けて欧州の時間帯に浮上し一時2542ドルを記録。その後は米連邦
公開市場委員会(FOMC)待ちのなか模様眺めとなり、2500ドル台前半でのもち
あいに転じ、この日の高値圏を維持したまま引けを迎えた。
 銅3カ月物は反発。9381ドルで小高く取引を開始。アジア株安を映した売りに下
押されてアジアの時間帯のほとんどの9330ドルを上値抵抗線とする安もみで推移
し、その中で9300ドルの安値を付けた。欧州の時間帯には米利下げ着手観測が手掛
かりとなって買い優勢に転じ9400ドル台まで浮上。9444ドルの高値を付けた後
は転売も見られたが、米公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのなか9400ドルを
支持線にもみあいとなった。この日の高値から離れたが、堅調に引けた。

◎NY原油=小反落、米大幅利下げも好感は続かず
 ニューヨーク原油の期近は反落。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.50%の利下げが決定され、インフレと
の戦いが一巡した米連邦準備制度理事会(FRB)は米経済に対する配慮を強めたが、
株式市場を中心とするリスク資産市場で好感する動きは一時的で、原油相場の上値は重
かった。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。米利下げ開始による需要拡大が期
待された。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は総じて続伸、コーンは小幅まちまち
 大豆は総じて続伸。
 これから生育が本格化するブラジル産地南部で乾燥状態が続いていることや、産地の
乾燥が影響して大豆の作付がごく初期段階ながら平年を下回っていることが買い支援要
因となった。11月限は終値で1010セント台を回復した。

 コーンは小幅まちまち。
 天候相場期から需給相場期へのシフトが進むなか、目先の材料を織り込み感が強まり
全体的に狭いレンジ内での往来にとどまった。大豆の堅調な足取りに反応する場面も見
られたが、独自の需給緩和見通しが重石となり上げ幅を縮小した。なお、この日の12
月限の値幅は4セントにとどまった。

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