●週間見通しゴム、供給不安が残ると底固い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は一時381.60円まで上昇して2011年8月以来の高値を更新した後、利
食い売りで370円水準まで急反落する荒れた展開になった。中国南部から東南アジア
にかけて豪雨が続いており、供給不安を背景に上値追いの展開が続いた。中秋節の連休
明け後の上海ゴム相場は改めて年初来高値を更新している。産地相場も上値追いの展開
になっている。ただし、週後半は利食い売りを進める動きが強まり、上げ幅を縮小し
た。
 今週も上振れリスクを残す。産地でモンスーンの活動が活発な状態が続くと、供給リ
スクの織り込みを迫られる。需要不安よりも供給不安の織り込みが優先されている。た
だし、極めて投機色が強いため、前週も高値から10円幅の急落になるなど、容易に10
円、20円と上下に乱高下するリスクを抱えた状態にある。特に注目度の高いイベントは
見当たらず、産地供給不安を織り込む展開を基本に、利食い売りが膨らむ展開を警戒す
る地合になる。産地気象見通しの変化には注意が必要。
 予想レンジは355〜385円。
(マーケットエッジ・小菅 努)


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