前週は一時381.60円まで上昇して2011年8月以来の高値を更新した後、利 食い売りで370円水準まで急反落する荒れた展開になった。中国南部から東南アジア にかけて豪雨が続いており、供給不安を背景に上値追いの展開が続いた。中秋節の連休 明け後の上海ゴム相場は改めて年初来高値を更新している。産地相場も上値追いの展開 になっている。ただし、週後半は利食い売りを進める動きが強まり、上げ幅を縮小し た。 今週も上振れリスクを残す。産地でモンスーンの活動が活発な状態が続くと、供給リ スクの織り込みを迫られる。需要不安よりも供給不安の織り込みが優先されている。た だし、極めて投機色が強いため、前週も高値から10円幅の急落になるなど、容易に10 円、20円と上下に乱高下するリスクを抱えた状態にある。特に注目度の高いイベントは 見当たらず、産地供給不安を織り込む展開を基本に、利食い売りが膨らむ展開を警戒す る地合になる。産地気象見通しの変化には注意が必要。 予想レンジは355〜385円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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