前週は底固く推移し、71ドル水準まで値上がりする展開になった。前週にメキシコ 湾で発生したハリケーンの余波が想定よりも大きく、週前半は供給不安を織り込む動き が優勢になった。その後は利食い売りが膨らんだが、週後半は中東の地政学リスクを織 り込む動きが優勢になり、底固さを維持した。レバノンで通信機器の爆発が発生し、イ スラエルとヒズボラの間で緊張感が高まっていることが、リスクプレミアムの加算を促 している。 今週は徐々に上値の重さを確認する展開になろう。中東情勢に対しては引き続き注意 が必要だが、原油供給に対する実害がなければ、地政学リスクを背景とした買いは一時 的なものに留まろう。原油供給に実害が生じないのであれば、これまでと同様に地政学 リスクの上昇局面は売り対応が基本になる。改めて需要不安を織り込み70ドルを割り 込むと、売り安心感が強まろう。 予想レンジは67.00〜73.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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