●レビュー金、地政学リスクの買い続かず反落＝マーケットエッジ

　２日のニューヨーク金先物相場は、前日比２０．６０ドル安の２６６９．７０ドル。
中東情勢の不安定化を手掛りとした買いは続かず、利食い売りが優勢だった。先行き不
透明感は強いが、原油や株価の値動きが鈍かったこともあり、金市場では調整売りが優
勢になった。９月ＡＤＰ雇用統計が良好だったことで、米金利上昇・ドル高が促された
こともネガティブ。米景気リスク後退で、大幅利下げ観測が修正を迫られている。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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