●短期見通しゴム、供給不安の織り込み=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 産地天候不順が2ヵ月以上にわたって材料視されている。東南アジアでは豪雨が続い
ており、10月も産地天候が安定するか否かに強く依存する。タイ気象庁の予報などで
は、まだ豪雨が続く見通し。産地相場も改めて騰勢を強めている。上海市場は国慶節の
連休だが、ゴム相場の値上がりは続いている。ただし、天候が安定化すると急落地合に
転換するリスクを抱えていることには注意が必要。また、中国景気対策の動き、原油高
などはあまり材料視されていない。あくまでも天候相場の目線になる。10円刻みで上
値切り上げが打診される。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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