●短期見通し金、過熱感強めも押し目買い優勢=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 米利下げサイクルの開始を受けて、押し目買い優勢の地合が続こう。景気リスクに対
する警戒感の後退で大幅利下げは求められないが、政策金利は年内、更に来年と着実に
低下していく見通し。米金利低下・ドル安に一服感がみられることで過熱感も浮上して
おり下値は2600ドル水準まで見ておく必要があるものの、押し目買い優勢の地合は
崩れないだろう。加えて中東地政学リスクのサポートも強化されている。4日の9月米
雇用統計がイベントリスクになるが、2700ドル台前半へのレンジ切り上げが打診さ
れる見通し。金上場投資信託(ETF)残高の増加ペースが加速すると、買い安心感が
強まる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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