シカゴコーン市況=軒並み反落、小麦高を米産地の収穫進行や大豆安が相殺

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/12    426.00      428.00      419.25      420.75      - 5.25
  2025/03    442.50      444.50      436.50      438.25      - 4.50
  2025/05    451.50      453.00      445.75      447.50      - 4.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       424,935        257,210        1,482,033 (-  2,929)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米気象庁発表の6−10日予報(10月13日−10月17日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る。
(7日付。8日付は日本時間午前6時時点で未発表。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは軒並み反落。終値の前営業日比は5.25〜0.75セント安。中心限月の
12月限は5.25セント安の420.75セント。
 小麦は引き続きウクライナ情勢を受けて黒海地域からの輸出不安が高まったことや
ロシア産地の乾燥に対する警戒感から続伸したが、コーンは米農務省(USDA)発表
の作柄報告で収穫が順調に進行していることが確認されるなかハーベストプレッシャー
が強まったことや、大豆の大幅安が圧迫要因となって売り優勢で運ばれた。
 12月限は426セントで取引を開始した後のアジアの時間帯序盤は427セント台
で高下する高もみとなり、その中で428セントの高値に達した。その後、軟化しなが
らも欧州の時間帯を終えるまでは422セントが下値支持線として意識されたがシカゴ
の時間帯を迎えると大豆安に圧迫されて下げ幅を拡大し419.25セントの安値まで
軟化。9月30日以来の420セント割れとなったことで買い戻す動きも見られたが戻
りは限られ、安値圏で引けを迎えた。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは五大湖周辺北部で再び所々で降霜が確認されたが、主要産地は含ま
れていない。コーンベルトの夏穀物は平年を上回るペースで成熟が進行。コーンベルト
西部では暖かな天気が戻ってきており、ミズーリバレー中部の最高気温は26℃前後ま
で上昇。
 現在、フロリダ州タンパの南西部885キロに位置しているハリケーンミルトンは、
9日午後または10日午前にフロリダ州のメキシコ湾岸地域に上陸する見通しだが、上
陸した場合には深刻な被害をもたらす可能性がある。フロリダ州以外の地域では今後5
日間は概ね降雨は発生しないだろう。なお西部では平年を上回る程度まで気温が上昇す
る一方、東部では気温が低下する見込み。
 6〜10日間予報については10月13日から10月17日にかけて気温は東部では
気温は平年を下回るだろう。一方の雨量はフロリダ半島及び太平洋北西部以外では平年
以下に留まるもよう。
 シカゴ小麦は続伸。3銘柄で唯一、プラスサイドで終えた。ロシアによるウクライナ
への攻撃を受けて黒海地域での穀物輸出不安が高まったうえ、ロシア産地の乾燥に対す
る懸念も根強く買い優勢で運ばれた。
12月限は一時は前日高値を上抜き599セントまで浮上していたが、600セントの
節目を突破出来ずに上げ幅を縮小したが、終値ベースで590セント台を維持した。終
値は前日比2.25セント高の594.75セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)
 米プレーンズでは気温が上昇し降雨の発生がないなか、夏穀物の成熟と収穫が進行。
また、冬小麦の作付も行われているが、乾燥が影響し一部の農家は降雨を待って作付を
先延ばししている。
 米南部ではハリケーン・ミルトンはフロリダ州のメキシコ湾岸地域に接近中。タンパ
地域では猛烈なハリケーン襲来の可能性に備えて対策が進められている。その他の地域
では秋の農作業に適した晴天が広がっている。
今日の材料
・コーンベルトでは主要生産地以外の五大湖周辺北部で再び所々で降霜が確認される。
・コーンベルト西部では暖かな天気が戻る。
・米プレーンズでは気温が上昇し降雨の発生がないなか、夏穀物の成熟と収穫が進行。
・米プレーンズでは降雨待ちで小麦の作付けを先延ばしする動きも。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。