［今夜の視点］金・銀＝欧米の製造業ＰＭＩなどを確認

　金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、中東情勢に対する懸念を受
けて史上最高値を更新したのち、米国債の利回り上昇やドル高を受けて反落した。アジ
ア市場では、朝方の２７１９．６２ドルから、２７２６ドル台まで上昇したのち、上げ
一服となった。午後に入ると、２７２０ドル台で押し目を買われ、２７２９ドル台まで
上昇した。
　米国債の利回り上昇やドル高を受けて調整局面を迎えたが、米連邦準備理事会（ＦＲ
Ｂ）の利下げ見通しや中東情勢に対する懸念、米大統領選の不透明感を受けて押し目を
買われた。今夜は欧米の製造業・サービス業購買担当者景況指数（ＰＭＩ）や米新規失
業保険申請件数、９月の米新築住宅販売の発表がある。
＜今夜の予定＞
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2024年10月速報（Markit）
・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2024年10月速報（Markit）
・米新規失業保険申請件数（労働省）
・米新築住宅販売 2024年9月（商務省）
MINKABU PRESS

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