シカゴ大豆市況=総じて続伸、期近11月限は米収穫進行を受けて売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/11     997.50     1,012.25     994.25      996.25      - 1.25
  2025/01   1,005.00     1,018.00   1,002.50    1,005.00        0.00
  2025/03   1,015.50     1,028.00   1,012.75    1,016.00      + 0.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        526,045        471,151        959,629  ( - 4,489)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(10月17日までの週)
 大 豆:215万1700トン(事前予想レンジ:100万〜230万トン)
 大豆粕: 15万9700トン(事前予想レンジ: 15万〜 65万トン)
 大豆油:  2万9000トン(事前予想レンジ:   0〜  2万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(10月30日−11月3日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は総じて続伸。終値の前営業日比は1.25セント安〜1.75セント高。中心
限月の11月限は1.25セント安の996.25セント。
 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前日を上回る強気な内容だったこと
に加え、コーンの堅調が手掛かりとなって浮上。11月限は一時は10月11日以来の
水準まで浮上しながらも米収穫進行を受けたハーベストプレッシャーやブラジルの生育
環境改善が重石となって高値からは大きく値を落としてマイナスに転じて取引を終え、
1000セント(10ドル)台で戻売り圧力が強かった。
 11月限は997.50セントで取引を開始。その後、値位置を切り上げながらもア
ジアの時間帯は1001セントを上値抵抗線としていたが、欧州の時間帯にはじり高に
転じた。シカゴの時間帯を迎えると強気なUSDA週間純輸出成約高やコーン高を受け
て1012.25セントの高値に一気に浮上したが転売が膨らんで軟化。1000セン
ト割れに対する抵抗を見せたがこれを割り込んだことで手仕舞い急ぎの売りが膨らんだ
と見られて終盤に一段安となり994.25セントの安値を記録。安値からの戻りも浅
く、マイナスサイドのまま終了。ただ他の限月はプラスサイドを維持して終えている。

 米農務省(USDA)が発表した10月17日までの大豆週間純輸出成約高は215
万1700トンで前週の170万2700トンを上回った。今年度の累計純輸出成約高
は2399万2600トンで、前年度同期の2215万0900トンを約8%上回って
いる。

*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、穏やかな天気のなか降雨の発生は無く多くの農家はコーン及び大
豆の収穫終了に向かって作業を進めている。一方、晩夏以降の乾燥は牧草の作柄悪化を
招いている。
 プレーンズ、南部および大西洋沿岸地域では今後5日間は概ね降雨は発生しない見込
み。ただ、中西部の一部地域では24〜25日にかけて軽い降雨になるだろう。来週は
低気圧の移動に伴い降雨は降雪が発生する見通し。
 6〜10日間予報については、10月29日〜11月2日にかけてプレーンズから東
海岸にかけての地域の気温は平年を上回るだろう。また、雨量はほとんどの地域で降雨
が発生する見込み。特に中西部北部の雨量が最も多くなる見通し。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)

 米プレーンズでは、モンタナ州、ワイオミング州のほとんどの地域で曇天となり、散
発的な降雨も発生。一方、南半分では記録的な暑さとなり作付されたばかりの冬小麦に
必要な土壌水分の乾燥が促されている。
 米国南部では、気温が上昇し降雨は発生していない。メキシコ湾岸地域の24日の最
高気温は32℃に達するなか、夏穀物の収穫と冬小麦の作付けが進行。
 大豆製品は大豆油は堅調ながら大豆粕は軟調。大豆油は中国の需要増加が期待される
一方、大豆粕には需給緩和感が強いことが重石となった。大豆粕12月限は前日比
4.60ドル安の310.40ドルで終了。
今日の材料
・コーンベルトでは、穏やかな天気のなか降雨の発生は無く多くの農家はコーン及び
 大豆の収穫終了に向かう。
・中西部の一部地域では24〜25日にかけて軽い降雨。
・10月29日〜11月2日にかけてほとんどの地域で降雨発生へ。
・USDAが発表した10月17日までの大豆週間純輸出成約高は215万1700
 トンで前週の170万2700トンを上回る。

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