ゴム市況＝大幅続落、上海安で売り加速し３月限は３７２．７円まで急落

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　  　ＲＳＳ３　　　　　   　      　  　 ＴＳＲ２０
    　2024/10　　    2025/03　     2025/09    　　 2024/11       2025/10
410.0 - 4.8  納会  372.7  -13.0  380.0  - 8.0    302.0   0.0   304.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　1月限  　17,850　　　　-　185　（午後3時10分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は大幅続落。序盤は、上海夜間が小動きとなる中、夜間取引の引けと
同値圏で推移する限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが上昇したもの
の、これに対する反応は鈍く、最近の弱地合いを継続し、売りが先行。終盤に入ると、
上海ゴムがマイナスサイドに転じたことから売りが加速し、大幅安となった。ＴＳＲ２
０は、出来ず。
　ＪＰＸゴムＲＳＳ３号２０２４年１０月限は前日比４．８円安の４１０．０円で納会
となった。

　納会限月を除く大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比１４．５〜２．０円安。活発限月
の３月限は同１３．０円安の３７２．７円、期先２５年９月限は同８．０円安の３８
０．０円、総出来高は１６８９枚。ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。
【３月限が急落】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、終盤に上海ゴムが軟化したことから、売りが加速
し、大幅続落となった。活発限月の３月限は、３７２．７円まで下落し、安値引けとな
った。日足は大陰線となり、目先、下値を模索しそうだ。
　まずは節目の３７０円が意識される。３６０〜３８０円の価格帯は、９月２４日の急
騰場面で一日で駆け上がっており、特に目立った支持線は見当たらない。３７０円割れ
となれば、節目の３６５円や３６０円を目指すことになりそうだ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は総じて売りが先行し、前営
業日比２．５安〜０．３セント高で推移している。

　上海ゴムは、総じて続落。中心限月の１月限は夜間取引では小動きとなり、前営業日
比２０元高の１万８０５５元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、序盤は買い優勢
となったものの、その後、売りが先行し、一時１万７８２５元まで下落した。

MINKABU PRESSS

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