前週は上値の重い展開になった。上海ゴム相場はボックス気味の展開になったが、産 地相場の軟化を受けて調整売りが優勢になっている。産地では豪雨が続いているもの の、供給過剰は徐々に改善傾向にあると評価されている。まだ期近限月には大きなプレ ミアムが加算された状態だが、産地天候不順を手掛りとした上昇の限界が見え始めてい る。為替が円安傾向を見せたことはポジティブだが、徐々に取引レンジを切り下げてい る。380〜400円水準のボックスから、370円台前半まで値下がりした。 今週もじり安の展開になろう。産地気象環境にも強く依存するが、天候リスクはピー クを脱した可能性が高まっている。このまま産地豪雨のショックが緩和されていくと、 産地主導の値下がりになる。国内在庫は低水準であり、大幅な逆サヤが形成されている ため、一気に値を崩す環境にもないが、調整売りが膨らみやすくなっている。10月 31日と11月1日に発表される中国の10月製造業PMIがイベントリスクになる。 予想レンジは355〜385円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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